真岡市下籠谷の「井頭公園一万人プール」が22日、オープンした。長引く梅雨やコロナ禍で小中学校の夏休み開始が遅れた影響で、例年になく客足が少ない寂しいスタートとなった。
今年の営業期間は8月30日まで。当初の予定より短縮した。また、コロナ対策として初めて入場制限も設定。有料入場者の上限は4千人で、土日祝日と8月11~14日はセブンイレブンで販売する日付指定チケットが必要となる。
この日午前の来場者は、家族連れなどわずか3組。閑散とした広いプールには小さな歓声が響くだけだった。同公園管理事務所の大野行男(おおのゆきお)所長(59)は「できる限りのコロナ対策を行っている。花火大会や祭りも無くなったので、子どもたちにはプールで夏の思い出をつくってほしい」と話した。