オープン準備が進むコートに立つ磯さん=宇都宮市下田原町

 ビーチサッカー元日本代表で、宇都宮市を拠点に少年サッカーチームを運営する磯裕章(いそひろあき)さん(39)が23日、下田原町にビーチサッカーコートをオープンする。全国的に珍しい個人経営のサンドコートで、きめの細かい川砂を敷き詰めた。念願のホームコート開設にこぎ着けた磯さんは「ここを拠点にスクールやイベントを展開したい」と展望を話している。

 磯さんは、選手として国内最強のビーチサッカーチーム「東京ヴェルディBS」に所属。実家を生活の拠点にしながら、東京のチームで選手を続けている。

 「競技を始めた9年前から、栃木でビーチサッカーを広めようと考えていた」と磯さん。その思いを具現化するコートの造成は、6月上旬に始まった。有機肥料のみを使った農産物販売を手掛ける「農人たち」、建築デザインの「ビィフォックス」の市内2社が支援し、総工費約1千万円をかけて整備を進めてきた。

 コートは「トロピカルアイランド日光ビーチ」と命名、海の日にオープンする。サイズは縦33メートル、横22メートルと公式戦サイズには一回り小さいが、日光市から鬼怒川の川砂を大型ダンプ30台分運び込み、十分な深さを確保した。

 今後、コートサイズを広げていく構想もあり、磯さんは「将来的には日本代表の合宿も呼べるようにしたい」と話していた。一般貸し出しも予定していて、問い合わせは22日開設予定のホームページへ。