読経中、ほうろく灸に耐える参加者ら

 【足利】西宮町の本経寺で21日、頭に乗せた素焼きの皿の上でもぐさを焼く土用の丑(うし)の日の恒例行事「ほうろく灸(きゅう)」の祈祷(きとう)が行われた。

 経文を書いた素焼きの皿の上でもぐさを焼き、頭頂部のつぼを温めながら読経を聞く日蓮宗の行事。夏バテ防止などに効果があるとされる。新型コロナウイルス対策として本堂の扉を開け、マスク着用で行った。

 お灸の熱さに耐えきれず、頭とお皿の間にタオルを挟んでしのぐ参加者の姿も。初めて参加したという西宮町、楽器奏者斎藤千扶由(さいとうちふゆ)さん(59)は「お灸の香りとお経で心が安らいだ」と話していた。

 ほうろく灸は土用の期間に合わせて8月7日まで続ける。参加者には限定御朱印を頒布する。祈祷料2千円。(問)同寺0284・21・6476。