県県土整備部は5日、県が管理する那珂川や巴波川など10河川について、想定可能な最大規模の雨量で推計し直した「洪水浸水想定区域」を指定・公表した。浸水面積は、永野川で従来の3・5倍の約8350ヘクタールとなるなど、ほぼ全ての河川で拡大した。県は水位周知河川に追加する予定の4河川でも本年度中に策定を進める方針。関係各市町は指定を踏まえ、ハザードマップを改訂する。

 全国で想定を超える洪水が相次ぎ2015年に水防法が改正されたことを受け、県は16年度から区域見直し作業に着手した。従来は100年に1度の規模の降雨量を想定し05~09年度に策定したが、見直しでは1千年超に1度の降雨量を想定。17年12月には県民生活に影響が大きい田川、思川、姿川、黒川、五行川、小貝川の6河川を指定・公表した。