ボーイズリーグの「第51回日本少年野球選手権大会兼第45回関東大会」の栃木県支部予選最終日は7月19日、佐野ボーイズグラウンドで決勝を行い、県央宇都宮ボーイズが鹿沼ボーイズを5-2と振り切り、5年ぶり3度目の優勝を飾った。3位決定戦では、上三川ボーイズが栃木さくらボーイズに6-3で快勝した。優勝チームが全国選手権大会、準優勝と3位チームが関東大会に出場する。

矢吹徳男・文、荒井修・写真

鹿沼ボーイズ悲願に届かず

優勝した県央宇都宮ボーイズ
準優勝の鹿沼ボーイズ

▼決勝

鹿沼ボーイズ         000 001 1 | 2

県央宇都宮ボーイズ  100 220  ×| 5 

(県)長谷川―半田  (鹿)月井、川俣、大橋―江田

▽本塁打 斎藤祐(県)▽三塁打 佐藤駿(鹿)

  県央宇都宮は初回にスクイズで先制し、四回は本塁打とタイムリーヒットで2点、五回にもスクイズ、ダブルスチールで2点を追加。終盤追いすがる鹿沼を振り切って3回目の優勝を決めた。初回、先頭打者が死球で出塁、盗塁を決めると手堅くバントで三塁に送り、前田駿がスクイズを決めて手堅く先制点を奪い主導権を握った。四回には斎藤祐汰の左翼へのソロ本塁打、9番岡川剣士の中前タイムリーで貴重な2点を追加。五回には1死から走者を一、三塁において半田雄也が初球スクイズを決めて追加点、さらに2死一、三塁からのダブルスチールに成功してリードを5点に広げた。

   先発したエースの長谷川創太郎は終盤五回まで無失点を続け、六、七回に1点を失ったが完投勝利を納めた。

 鹿沼は終盤の六、七回に曽我雄斗の犠飛、佐藤駿成の右中間三塁打で追い上げたが及ばず。初優勝に手が届かなかった。

決勝初回、県央宇都宮の前田が先制のスクイズを決める
優勝の喜びを爆発させる県央宇都宮ボーイズ

上三川ボーイズが3位に

▼3位決定戦

栃木さくらボーイズ     002 000 1 |3

上三川ボーイズ             030 030 0 |6

(上)長濱―塚原  (栃)相馬、長嶋、相田、堀田―豊田

▽三塁打 富永、上野(上)▽二塁打 五月女、豊田(栃)

 上三川は二回と五回に集中打と長打攻勢を浴びせて各回に3点ずつの計6点を奪い、投げては左腕の長濱孝政が7回を3失点に抑える好投をみせ快勝した。

 上三川は二回に1死二塁から中島紀明の左前適時打、1死三塁から上野飛馬のスクイズ、1死一、二塁から2番本澤大和の内野安打で計3点を奪取。五回には富永空飛の右中間への三塁打を皮切りに濱野裕真のライトへの犠牲フライ、上野の右翼線への2点タイムリー三塁打を集中して3点を加えた。投げては左腕の好投手・長濱孝政が強力な栃木さくら打線を3点に抑えて完投を飾った。

  栃木さくらは三回に五月女陽咲の三塁線へのタイムリー二塁打、齊藤綾介の右翼犠飛で2点を返し、終盤の七回には長嶋樹哉の中前タイムリーで追い上げたが反撃もそこまで。予定した4投手の継投で勝利に結びつけることができなかった。