感染防止のため、ビニールで仕切られた中で行われた縁故祭

書類の引き継ぎを行う新旧当番町の祭典委員長

感染防止のため、ビニールで仕切られた中で行われた縁故祭 書類の引き継ぎを行う新旧当番町の祭典委員長

 【鹿沼】今宮神社の祭典当番引き継ぎ式などを行う縁故祭が20日、同神社で厳粛に行われた。前の当番町の寺町から本年度当番の東末広町に書類などが引き継がれた。新型コロナウイルスの感染防止のため、10月10、11日に予定されていた鹿沼秋まつりは中止が決まったが、縁故祭は規模を縮小して行われた。

 この日は、1日付で就任した山田和之(やまだかずゆき)宮司をはじめ、氏子総代会の小林幹夫(こばやしみきお)会長ら三役と、新旧の当番町は本来15人ずつのところ正副の祭典委員長が4人ずつ出席。さらに来年、当番町となる上野町の役員が視察した。

 小林会長は「昨年の秋まつりは台風で中止、今年は新型コロナと両町は本当に無念と思う。後世に引き継ぐためにも、東末広町は今後1年間当番町をお願いしたい」とあいさつした。

 寺町の原薫(はらかおる)祭典委員長から東末広町の福冨保通(ふくとみやすみち)祭典委員長に関係書類の引き継ぎ、「当番町」の手拭いの掛け替えが行われた。その後、拝殿で神社と氏子の繁栄を願う縁故祭が行われた。拝殿は新型コロナ対策のため、参列者はビニールの幕で仕切られた。

 秋まつりでは本来、同神社へ最初に繰り込みを行うはずだった東末広町の福冨祭典委員長は「数年前から準備、羽織なども新調したが、現在の状態では仕方ない。しっかり1年間、当番町を務めたい」と話した。