作業場に積まれ出荷を待つ与一西瓜=20日午前、大田原市藤沢

 栃木県大田原市佐久山地区で、地域ブランド「与一(よいち)西瓜(すいか)」が収穫シーズンを迎えている。完全露地栽培で、糖度の高さとシャリッとした食感が特徴。現在は同地区の農家3軒が手掛けている。

 同市藤沢、高橋博幸(たかはしひろゆき)さん(49)は約3ヘクタールの畑で栽培。20日は家族ら5人で8~10キロの大玉をリレー形式で畑から軽トラックに積み込み、作業場できれいに拭き上げていった。

 今年は5月末から雨天が続き、着果したばかりの実が雨に打たれて落ちる被害があった。高橋さんは「収量は例年より4割ほど減ったが、残った実は12度前後まで糖度が乗りおいしく育った」と自信を見せる。「新型コロナウイルスの影響で家にいる時間が増えていると思うので、家族でスイカを食べて楽しい時間を過ごしてほしい」

 与一西瓜は県北を中心に出荷され、収穫は8月中旬まで続く。