【栃木】市は本年度から、集団検診時の託児サービスを始める。9月~来年1月の計5回の検診で実施し、母親が会場で子どもを預けて受診できるようになる。託児サービスは完全予約制で、今月から予約を受け付けている。市健康増進課の担当者は「子どもに気兼ねなく、安心して検診を受診してほしい」と呼び掛けている。

 同課によると、「子どもを連れて行っても大丈夫か」「託児はやっているか」などの声を受け、託児サービスの実施を決めた。託児サービスは無料で対象は市の集団検診を受診する生後3カ月から未就学児がいる母親。託児は市ファミリー・サポート・センター提供会員の協力で行う。

 本年度は9月16日と10月8日、11月6日、12月7日、1月19日の計5回実施。各回定員は15人。会場は市栃木保健福祉センターで、母子指導室を託児室として利用するという。

 市の検診で2019年度、乳がんと子宮頸(けい)がん検診の受診率はそれぞれ約2割。受診率の向上は課題となっており、市は託児サービスで受診機会の増加を図る。同課は「本年度は5回だが、要望が多ければ、増やすことも検討する」としている。

 一方、市の集団検診は例年、市内各地の会場で計100回前後実施している。本年度は新型コロナウイルスの影響で6月中の検診が中止となり、7月からのスタートとなった。定員を縮小したり、受診時間を指定して密を避けたりするなどの対策を行うという。

 託児サービスの予約は電話で受け付ける。(問)同課0282・25・3511。