他校の発表を聞き、画面越しに拍手を送る湯津上小の児童たち

 【大田原】新型コロナウイルスの影響で従来の交流活動ができなくなった湯津上、蛭田、佐良土の3小学校は16日、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を活用して「3校リモート交流会」を開いた。

 3校は同じ中学校区内で、毎年、合同の宿泊学習などで児童同士の交流を図っている。今年は宿泊学習が中止となったため、感染防止策を取りながら交流の機会を確保し、市が推進する教育現場でのICT活用を実践しようとオンラインの交流会を企画した。

 各校の6年生計35人が参加し、休校明けの学校の様子やクラス目標などを発表した。湯津上小の児童13人は、あいさつ運動や靴をそろえて脱ぐ呼び掛けなど、規則正しい学校生活を目指す取り組みを紹介。最後は1人ずつ「コロナに負けず、小学校最後の一年を最高の一年にしたい」「13人で一つになって、どんなことも乗り越えたい」などとそれぞれの目標を発表した。

 同校の石戸結愛(いしどゆあ)さん(12)は「画面越しでも相手に伝わるように、口を大きく開けてハキハキと話せた」と振り返り「久しぶりに(他校の)友達の顔が見られてうれしかった。発表を聞いて、それぞれが学校のことを考えて行動していることが分かって勉強になった」と笑顔で話した。