多くの鉄道ファンがカメラを向ける中、4カ月半ぶりに運行を再開したC12形

 新型コロナウイルスの影響で運休していた真岡鉄道のSL「C12形」が18日、下館駅(茨城県筑西市)-茂木駅(栃木県茂木町)間で4カ月半ぶりに通常運行を再開し、快走を待ち望んでいたファンらを喜ばせた。

 感染防止対策で客車3両の乗客は定員の50%に限定するため、同社は乗車に必要なSL整理券をネット予約で対応している。下館発茂木行きの下りはほぼ「満席」の約100人が乗車し、小雨や霧雨が時折降る芳賀路で迫力ある汽笛を何度も鳴らしながら漆黒の雄姿を披露した。

 茨城県守谷市から訪れた中学2年福貴迫一希(ふきさこかずき)さん(13)は、写真の撮影スポットにもなっている八木岡の第四湯前踏切付近でC12形を待ち構えた。「撮影だけでなく、何回も乗車している。再開してうれしい」とカメラのシャッターを盛んに切っていた。