栃木県は17日、新型コロナウイルス感染予防のため外出を控えていた高齢者や障害者を対象に、貸切タクシーを利用する場合、利用額の半額を助成する事業を8月1日に始めると発表した。県内での旅行や買い物などに利用してもらう。1回1万円以上の利用が対象となり、助成額の上限は3万円。

 事業名は「貸切タクシー活用おでかけリフレッシュ促進事業」。本年度6月第2次補正予算の新規事業で、5600万円を計上している。期間は2021年2月末までの予定だが、予算額に達し次第終了する。

 対象者は県内在住で、21年4月1日時点で満65歳以上の高齢者(1956年4月1日以前生まれ)や、障害者手帳を持つ人。タクシー1台に対象者が1人以上含まれていれば利用できる。通院・通学には利用できない。タクシー乗務員が携帯しているクーポン券に署名して利用する仕組み。

 事業に参加するタクシー会社などには、マスク着用や車内の消毒など感染防止対策の徹底を求め、県内全てのタクシーで利用できるよう目指す。

 県交通政策課は「心身の健康増進とともに、観光地の消費喚起などにつなげたい」としている。