身体能力を高めてスポーツの上達につながる、敏しょう性を向上させる運動を紹介します。
片足立ち
左右30秒ずつ×1回
(1)足を腰幅に開いて立つ。
(2)片方の膝を軽く曲げるように足を上げ、30秒間キープする。足裏は均等に体重をかけるように。
【アレンジ】
膝を上げる位置を高くしたり、目を閉じたりすると難易度が上がる。
【効果】
体を動かすときに重要なバランス感覚が養われ、よりスムーズに体を動かすことができる。運動不足を感じている大人や、歩いているときに足がよろけがちな高齢者にも効果的。
前後ホップ
10回×2セット
(1)小さめのコーン(500ミリリットルのペットボトルなどでも可)を用意し、コーンの後ろに立つ。足は腰幅程度に開く。
(2)膝とお尻を曲げて、コーンを飛び越えるように両足で前後に跳ぶ。
【注意点】高く跳びすぎない。できる限り目標物の近くに着地し、テンポよく速く跳ぶように意識する。
【効果】
敏しょう性を高めるのに必要なバランス感覚や、素早く反応する力を鍛える。
(藤本千晶(ふじもとちあき)・セントラルフィットネスクラブ宇都宮トレーナー)