「ウィズコロナ」対応住宅のイメージ図。玄関ホールの奥に洗面台を設置している

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、トヨタウッドユーホーム(宇都宮市一ノ沢町、石川均(いしかわひとし)社長)は、新しい生活様式を踏まえた「WITH(ウィズ)コロナ」対応住宅の販売を始める。ウイルスを家の中に持ち込まないよう玄関内に洗面台を設けるほか、個室のテレワークスペースを配置する。社員アンケートなどの結果を基に、商品に生かした。宇都宮市内で8月中旬に完成する分譲住宅で提案するほか、注文住宅でも受け付ける。

 同社は5月、社員を対象にウェブアンケートを行い、自宅に備えておけばよかったと感じた間取りや機能などを尋ねた。その結果、持ち家がある社員のうち24.2%が「プライベートスペース」と回答した。次いで「除菌機能・スペース」が21.2%で多かった。

 こうした声を踏まえ、玄関ホールに洗面台を設置し、うがい、手洗いで感染リスクを低減させ、ウイルスを家の中に持ち込まないようにする。

 玄関にクロークを備え付け上着などを脱ぐほか、二つの出入り口を設け、リビングを通らない動線も確保する。2階寝室には個室のテレワークスペースを配置し、仕事に集中できる環境を整える。

 宇都宮市若草5丁目に8月中旬完成予定の分譲住宅地で、「ウィズコロナ」に対応した間取りの1棟(3198万円)を現在販売中。また鹿沼市上野町で計画する住宅では、屋外から脱衣所に直接入れる動線も提案する。半田富男(はんだとみお)常務取締役営業本部長は「家の中が一番、安心安全ということが求められており、そうしたスタイルを提案したい」と話している。