淡い尾を引くネオワイズ彗星=13日午前3時20分、日光市所野、下野写真協会員・北山建穂さん撮影

 栃木県日光市足尾町上間藤、下野写真協会員の公務員北山建穂(きたやまたてほ)さん(45)は13日未明、淡い尾を引く「ネオワイズ彗星(すいせい)」の撮影に成功した。

 同彗星は3月に赤外線探査衛星「ネオワイズ」によって発見された。今月4日、太陽に最も接近して活動のピークを迎え、今月半ばまでは明け方の北東の空で肉眼でも確認できる明るさになっている。

 北山さんは13日午前2時ごろから、同市所野の市霧降高原キスゲ平園地で星空やニッコウキスゲを撮影。梅雨空で雲が多かったため、同彗星の光はぼんやりとしか見えなかったが、同3時20分ごろ、写真に収めた。

 北山さんは「天気がよければもっとくっきり見えたと思うが、撮影できてうれしい。今月後半は夕方の北西の空で見られるようなので期待したい」と話した。

 県子ども総合科学館の斎藤泉(さいとういずみ)副館長兼天文課長は「彗星が肉眼で見られるくらい明るくなったのは久しぶり。絶好のチャンスなので、ぜひ多くの人に見てもらいたい」と話している。