【栃木】栃木農業高農業土木科の3年生10人が15日、市役所4階の「栃農庭園」で校外実習を行った。新型コロナウイルス感染症の影響による臨時休校が明けてから初めてとなる校外実習で、生徒たちは久しぶりの庭園整備に汗を流した。
同校は2017年から、市役所の吹き抜けになっている庭園で実習を行っている。2月以降、新型コロナの影響で実施できていなかった。
この日は約5カ月ぶりの実習に。生徒たちは除草したり、春に咲いた巴波(うずま)桜をヤマモミジに植え替えたりするなど2時間半ほど作業した。石戸凜(いしどりん)さん(18)は「久しぶりに来たら、庭が荒れていた。皆さんに注目されるような庭にしたい」と意気込みを見せた。