ポンプを使い那珂川に水を排出する様子を確認する参加者

 【那須烏山】出水期を迎え、市は14日、城東の那珂川の堤防にある樋(ひ)門と樋管の作動訓練を初めて実施した。

 川俣純子(かわまたじゅんこ)市長や市議、地元消防団や自治会住民ら約100人が参加。冒頭、川俣市長が「市内では昨年大きな災害があったばかりで、今年はすでに熊本県などで大きな被害が出ている。定期的に訓練を行うことで、より一層安全なまちづくりを目指したい」とあいさつした。

 訓練では、城東地区の雨水などを排出する水路に那珂川の逆流を防ぐための樋門を閉じた上で、ポンプを作動し水路の水が川に排水できるかを複数回にわたって確認した。

 昨年10月の台風19号で、同地区では大きな浸水被害が出た。当時、増水に伴って発生した浮遊物でポンプが詰まり、約3時間稼働できない状態となった。