赤いテープで観戦禁止席を設けたスタンドで、隣席との間隔を確かめる栃木SCのスタッフら=14日午後2時25分、県グリーンスタジアム

 今季初の有観客ホーム戦を翌日に控えたサッカーJ2の栃木SCは14日、試合会場となる宇都宮市清原工業団地の県グリーンスタジアムで、新型コロナウイルス感染予防対策の運営シミュレーションを行った。

 Jリーグは7月中の観客動員上限を「5千人または収容人数の50%の少ない方」と規定。栃木SCは15日の大宮戦(午後7時開始)からシーズンパスポート保有者や優待チケット保有者らに限定し、最大3800人まで入場させる方針。ビジター用の席は設けない。

 感染防止のため、入場口には検温用サーモカメラを設置。来場者は係員にチケットを提示した後、自らチケットをもぎって入場する。スタンドでは大小に関わらず応援旗の持ち込み、タオルを振り回す行為や手拍子などは禁止される。

 シミュレーションは報道陣に公開され、栃木SCスタッフが観客の入場時の流れを再現。メインスタンドでは「2席空けて着席」「試合後はエリアごとに動線を分散して退場」など運営上の変更点を説明した。

 橋本大輔(はしもとだいすけ)社長は「初めての経験で手探りだが、安心安全の運営を心掛けたい」と気を引き締め、「体調が悪い場合は無理をして来場しないでほしい」と呼び掛けていた。