中禅寺湖の絶景を望むスイートルーム=13日午前10時、日光市中宮祠

 15日開業の「ザ・リッツ・カールトン日光」は13日、「奥日光の自然と調和する邸宅」をコンセプトとしたホテル内部を初公開した。

 中禅寺湖畔に立地するホテルは4階建て1棟、5階建て2棟。家具は国産木材や大谷石を使い、鹿沼組子をモチーフにした装飾や日光彫など地元の伝統工芸も取り入れた。

 全94室。バルコニーと室内の間に「縁側」に見立てた空間を設けた。ホテル最大のスイート(277平方メートル)からは中禅寺湖が眺望できる。同ホテルブランド初の温泉大浴場は、日光湯元温泉から源泉を引く。

 この日の内覧会は、地元食材を使った朝食を木箱や益子焼の食器で提供。細谷真規(ほそやまさのり)総支配人は「食材や香り、五感を満たすものを栃木の良さに結び付けて提供したい」と話した。

 新型コロナウイルス対策で、当面は客室の稼働率を半分に抑える。県内外から9月頃までの予約が入っており、宿泊客以外でもレストランなどは利用できる。宿泊料金は非公表。