朝日染色が製造販売するマスク

 国内外の有名アパレルブランド向けにハンドプリント生地を製造する朝日染色(足利市今福町、田辺雅敏(たなべまさとし)社長)は、ファッション性と機能性を備えたマスクを開発した。売り上げの一部を医療支援関係者などに寄付しようと、都内の女性起業家らの要請を受け、商品化した。

 新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、同社と交流のある都内の女性起業家らから「何か社会に貢献したい」と持ち掛けられた。起業家らを通じて寄付していく。

 マスクには伸縮性、吸水・速乾性のあるレオタードなどに使うポリエステルとウレタン製の生地(ハイテンションニット)を使用する。夏向けに涼しさを感じられる接触涼感加工を施した。無地はホワイト、ネイビーなど6色。プリント柄はマスク用の新しいデザイン5柄14配色を用意した。

 都内のアパレルブランドショップ、同社が近く開設するオンラインショップで販売する。価格は無地が1枚税別1千円、プリント柄が同1200円。うち500円を寄付に充てる。足利市の市民や企業、団体には「地域還元価格」として半額近くで提供する。

 原友紀(はらゆき)執行役員は「マスクはアクセサリーと同じ感覚のものになり、洋服に合わせてマスクを選び、マスクに合わせて洋服を選ぶようになる」と話している。