「県民一家族一旅行推進事業」を紹介する県公式観光ホームページ「とちぎ旅ネット」

 新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ県内の観光需要を取り戻そうと始まった栃木県の「県民一家族一旅行推進事業」で、県は10日、新たな割引分など事業費に約1億8千万円の追加を決めた。関係者への取材で分かった。事業費の上乗せは2度目で、今回は約3万8千泊分が追加される。同事業の好評ぶりを受けた判断で、県内観光地の経済回復を下支えする考えだ。

 約1億8千万円の追加分は一般会計の予備費から捻出する。当初の事業費は約3億2千万円で、割引分は約7万泊分を想定していた。同事業では既に6月、事業費に約1億円、約2万2千泊分を追加している。今回の2度目の追加で、割引は計約13万泊分となる。

 同事業の期間は6月16日~10月31日で、県民が県内の宿泊施設を利用した旅行が対象。1泊6千円以上1万円未満の場合は1人3千円、1万円以上は1人5千円を割り引く。