県内の新型コロナウイルスの感染者数

 栃木県は10日、佐野と真岡の両市に住む20~40代の男女3人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち佐野市在住の20代男性は、小山市中久喜の「小山すぎの木クリニック」に看護師として勤務していた。県内で確認された感染者は計93人となった。

 佐野市在住の20代男性は6月27日に埼玉県内のラーメン店を知人2人と利用した。同30日に同クリニックへ出勤し、7月1日に発熱や頭痛などの症状があったために早退して、医療機関を受診した。

 6日に出勤したが嗅覚・味覚症状があったため、再び医療機関を受診し、10日にPCR検査の結果、陽性と判明した。男性は透析や病棟業務に携わっている。濃厚接触者は同居する両親。また、同クリニックは職員と患者計20人以上の検体を採取しており、11日以降検査していく。

 佐野市在住の30代女性は5日、8日に陽性が確認された同市在住の40代女性と同じ東京都新宿区内の舞台を1人で観劇した。7日に出勤し、8日は足利市内の医療機関へ父母の通院に付き添った。

 9日に発熱し、観劇した舞台で感染者が発生したことを知ったため、帰国者・接触者外来を受診し、感染が判明した。濃厚接触者は同居家族ら6人。

 真岡市在住の40代女性は7日に宇都宮市内の職場へ出勤した。9日に発熱や咽頭痛の症状が出たため、医療機関を受診し、10日に陽性が判明した。感染経路や濃厚接触者は調査中。

 県と宇都宮市は10日午後5時までに、PCR検査を計28件実施した。累計検査件数は8894件。退院者は82人。