ショッピングサイトへの出店方法などを学ぶ生産者ら=9日午前、県庁昭和館

 県は、県産農畜産物などを販売するインターネットショッピングサイトを来月から期間限定で開設する。新型コロナウイルスの感染拡大で売り上げが減少した県産品の販売促進を図るとともに、新たな販売手法への挑戦を後押しする。

 サイト名は「とちぎsmile(スマイル)マルシェ」。事業を受託する新朝プレス(宇都宮市)が運営するオンラインのアンテナショップ「もんみや通販」内に特設サイトを立ち上げる。販売期間は8月5日~来年2月末の予定。もんみや通販を通し、国内大手のオンラインショッピングモール「楽天」や「ヤフー!ショッピング」に出品できる。

 サイトに載せる商品の写真撮影や紹介文の作成、購入者の対応などは新朝プレスが担う。出品者は販売する商品を決め、注文が入った際に梱包(こんぽう)して発送するほか、販売した商品価格の15%を手数料として負担する。

 全品3割引きとなるクーポンキャンペーンをはじめ、販売促進のために県が割引費用を負担する。事業費は1億1050万円で、3分の2程度は国の補助金を活用する。

 今月9日には県庁昭和館で、生産者や加工食品製造業者らを対象とした研修会を開いた。計約100人が参加した。園芸用花種子などの卸業ウタネ(宇都宮市)の内村隆之(うちむらたかゆき)開発営業部長は「コロナの影響で販売が落ち込んだ店舗もあった。ネット販売を前向きに検討したい」と話した。

 (問)同マルシェ事務局028・680・5247。