突風により倒れた木の周辺を調べる気象庁機動調査班=8日午後3時50分、芳賀町東高橋

突風により倉庫の屋根に倒れた木=8日午後0時55分、芳賀町東高橋

突風により倒れた木の周辺を調べる気象庁機動調査班=8日午後3時50分、芳賀町東高橋 突風により倉庫の屋根に倒れた木=8日午後0時55分、芳賀町東高橋

 芳賀町東高橋で8日午前に発生した突風について宇都宮地方気象台は9日、ダウンバーストかガストフロントの可能性が高いと発表した。ビニールハウスの骨組みが曲がるなどの被害状況から、風速は約35メートルで、規模を示す「日本版改良藤田スケール」は最も弱い「JEF0」と推定した。

 同気象台によると、ダウンバーストは積乱雲からの激しい下降気流によって発生。ガストフロントは積乱雲の下にたまった冷気が周囲の暖かい空気に流れることで生じる。芳賀町の突風は、被害を受けた地点から推定した風向が一方向だったことなどから、ダウンバーストかガストフロントの可能性が高いという。

 また宇都宮市下平出町で8日に発生した突風については、竜巻の可能性はあるものの特定には至らなかった。

 突風発生時、活発な積乱雲が通過中で、被害が帯状に分布するなどの根拠はあったが、推定できるほどの情報は得られなかったという。住宅の屋根瓦のめくれから、風速は約35メートルと推定した。