【真岡】バブル経済崩壊後に就職難だった30代半ばから40代半ばの就職氷河期世代を支援するため、市は35~44歳の職務経験者を対象とした来年度採用予定の職員採用試験を初めて実施する。国の方針を踏まえた取り組みで、今月27日まで募集し8月中に民間のテストセンター方式で1次試験を行う。

 職種は一般事務と土木・建築事務で採用予定人数は共に若干名。対象は民間企業などで通算5年以上勤務した経験者としており、居住地や男女は問わない。

 1次試験は総合適性検査を行う。新型コロナウイルスの感染予防などの観点から、市が指定する期間内(8月7~28日を予定)に全国各地にあるテストセンターを選んで受験してもらう。別日に1次面接試験を実施し、通過者は2次試験(作文と集団討論)と最終面接を経て合否が決まる。

 市の職員採用は新卒枠(対象年齢18~29歳)のほか社会人枠(同30~34歳)もあるが、本年度も例年通りに募集し試験を実施する。

 石坂真一(いしざかしんいち)市長は2月定例市議会一般質問で「国は昨年12月に『就職氷河期世代支援に関する行動計画2019』を策定し、地方公務員の中途採用の促進も盛り込まれた。就職氷河期世代の優秀な人材を確保していきたい」などと答弁していた。

 県内では小山市が就職氷河期世代対象の職員採用試験を本年度初めて実施しており、土木技師と建築技師の職種に応募した計4人について現在選考中という。

 (問)真岡市総務課人事給与係0285・83・8099。