新型コロナウイルスの感染拡大の影響で全国高校総体(インターハイ)県予選が中止となったことを受け、県内で少なくとも11競技の競技団体が高校3年向けの代替大会の開催を決定、または検討していることが7日、関係者への取材で分かった。既に独自大会の開催を発表している硬式野球のほか、軟式野球、ソフトボール、テニス、陸上、卓球、ソフトテニス、ハンドボール、水泳、相撲、ボートの10競技。このうち8競技は既にスポーツ庁による代替大会の開催支援事業への申請を済ませている。

 代替大会の開催支援事業を申請している8競技は早ければ、今月上旬にも同庁の交付決定に至る見通しだ。このほか自転車は10月に開催する県高校新人大会に3年生のオープン参加を認める。空手道は中央団体が形の演技映像で審査する大会「形インターネットGP(グランプリ)」を開催し、県内の5校15人がエントリーした。

 独自大会を主催するのは、主に各競技の競技団体。県高校体育連盟が中止となったインターハイ県予選の代替大会を開催しないことを決定したことなどを受け、各団体が独自の代替大会の開催に向けて準備を進めていた。開催時期は、受験や就職活動も控える高校3年の実情などを踏まえて判断するが、夏から秋ごろの開催が濃厚とみられる。

 同庁の支援事業は、今後第2次公募も実施される見通しで、独自大会が開かれる競技は増える可能性もある。そのほか、新人戦への高校3年の参加を認めるなどの措置を検討している競技もある。

 コロナ禍を受け、これまで県高体連は今春に予定していた県高校総体、夏のインターハイ県予選の開催を中止したほか、県高体連としては代替大会も開催しないことを発表していた。