4カ月ぶりの交流を楽しむ厚木会長(左から2人目)とお年寄り

 【佐野】新型コロナウイルス感染症予防のため開催休止となっていた若松町城東町会の介護予防の集い「茶話(さわ)会」が7日、約4カ月ぶりに城東公民館で再開した。参加したお年寄りたちは、町会役員から「新しい生活様式」の説明を受けたり、感染防止用のアクリル板越しにゲームをしたりして再会を楽しんだ。

 茶話会は住民ボランティア型の介護予防事業として、約10年前にスタート。毎週火曜にお年寄りが公民館に集まり、認知症予防の体操やゲーム、大正琴、手話などの講座を通して親睦を深めてきた。

 しかし感染症の影響で、3月3日を最後に開催は中止に。同町会の厚木健志(あつきけんじ)会長(71)は「外出自粛で足腰が弱ったとか、認知症が進んだという話を聞いた。お年寄りは歩いて笑って楽しむことが大切。町内のつながりを守りたいという思いも強かった」と話す。

 厚木さんらはこの日、手作りのアクリル製仕切りやフェースシールドを用意し、6人のお年寄りを迎えた。役員が検温の必要性や手の洗い方を説明すると、参加者は久しぶりのゲームやおしゃべりを楽しんだ。同所、前島昌子(まえじままさこ)さん(82)は「皆さんと会うのが本当に楽しみでした」と相好を崩した。