大橋副校長(左)から笑顔でクローバーを受け取った猿橋さん

四つ葉のクローバーのしおり

大橋副校長(左)から笑顔でクローバーを受け取った猿橋さん 四つ葉のクローバーのしおり

 【足利】白鴎大足利高と白鴎大足利中で7日、両校の生徒全員に「幸運を呼ぶ」と言われる四つ葉のクローバーを使ったしおりが贈られた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、楽しみにしていた学校行事や部活動の大会などの中止が相次ぎ、気落ちしていた生徒らを元気づけるサプライズプレゼントになった。

 プレゼントを企画したのは、白鴎大足利高の大橋芳樹(おおはしよしき)副校長(61)。県立高を退職した昨春以降、四つ葉のクローバーを集め始め、趣味になった。今回のプレゼント分は、同校に勤めるようになった4月から市内を流れる渡良瀬川の河川敷や県南地区のあぜ道などで集めてきたクローバーという。

 用意したのは中学、高校両校の生徒合わせて1341人分。しおり一枚一枚には乾燥させた四つ葉のクローバーの押し花が入っており、それぞれの葉の意味の説明を記した。4枚目の葉の意味は「素晴らしき健康」とされる。「生徒が新型コロナに感染しないように」との思いも込めている。

 全日本ギフト用品協会が定めた「ギフトの日」でもあることから、7日をプレゼントの日に選んだ。

 この日、同高校では朝のホームルーム時に大橋副校長が生徒会長の3年猿橋慎之助(さるはししんのすけ)さん(17)にしおりを手渡した。他の生徒には各クラスで担任教師を通じて贈られた。

 猿橋さんは「思わぬプレゼントで、気持ちを切り替えるいいきっかけになった。今後は『教員になる』という次の目標に向け、頑張っていきたい」と意気込みを見せた。大橋副校長は「しおりが生徒に元気と幸運をもたらしてくれればうれしい」と話していた。