「気持ちのやり場ない」。新型コロナウイルス感染拡大を受け、史上初の中止が決まった全国高校総体(インターハイ)。県予選も中止となり本紙は、集大成の場を失った県内の3年生たちの無念の声を伝えた。

 “高校生の夏の祭典”とされるインターハイには昨年、全国から約2万8千人が参加した。本戦あるいは県予選で部活動に区切りをつける選手がいる一方、さらなる舞台への登竜門と位置づける選手もいる。そのどちらにとっても不完全燃焼感だけの残る結論となってしまった。

 毎週月曜日に掲載される「とちぎ青春譜~2020夏~」の紙面制作に携わった。さまざまな思いを抱えながらこの夏を過ごす3年生運動部員を紹介させてもらっている。周囲への感謝を忘れず、笑顔で前を向こうとする選手たちの言葉には感心させられる。

 部活動に打ち込んだ日々は、この先きっと生きてくる。この不運をばねに、社会人として競技者として羽ばたいてくれると信じている。