5日投開票された小山市長選を巡り、毎日新聞が県内で配った6日付朝刊の一部で、落選した無所属現職の大久保寿夫(おおくぼとしお)氏(71)=自民、公明推薦=を誤って「当選」と報じた。同社ホームページでも6日朝、30分間ほど同様に報じた。同社による当落の判断ミスがあったという。

 同社によると、誤った記事は県内ニュースに特化した栃木版のページに掲載され、宇都宮市、真岡市を中心とする県内の一部地域に配布された。小山市選管が発表した5日午後10時段階の得票数とともに、大久保氏が「6選を果たした」と報じた。小山市内に配布された紙面は、正しい内容だった。

 同社社長室公報担当は「事前の情勢取材、当日の開票状況から総合的に判断して紙面を制作し、後に誤りに気付いたが、差し替えが間に合わなかった一部紙面が発行された」と説明。「読者や候補者をはじめ、多くの関係者の方に多大なご迷惑をおかけしました」などとコメントした。また7日付の栃木版におわびを掲載するほか、原因を調べ再発防止を図るとしている。