サッカーJ2の栃木SCは5日、県グリーンスタジアムで東京Vとホーム開幕戦を戦い、1-1で引き分けた。開幕3戦目で今季初勝利は逃したが、しぶとく勝ち点1を手にした。
無観客で行われた一戦。栃木SCは0-0で迎えた後半4分に今季初先発のFW榊翔太(さかきしょうた)がPKを決めて先制に成功。以降は相手が1人退場して数的優位に立ったが、直後の12分にミドルシュートを決められ同点に追いつかれた。その後は決定機を生かせず、そのままタイムアップとなった。
観客席にはサポーターの写真をプリントした段ボールが掲出され、録音した応援歌の音声がスピーカーから流されるなど、無観客試合を盛り上げる取り組みも行われた。