色づき始めた木々の下を練り歩く武者たち=2018年10月、日光市山内

 日光市山内の世界遺産・日光東照宮は4日、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から10月16、17日に予定していた秋季大祭の「流鏑馬(やぶさめ)」と「百物揃(ひゃくものぞろい)千人武者行列」を中止すると発表した。神職による祭典神事のみ行うという。

 秋季大祭には多くの観光客や関係者が集まることから、感染収束の見通しが立たない中、感染防止策の徹底が難しいと判断した。

 東照宮は春季例大祭でも二大奉納行事を見送り、神職による神事のみ行った。担当者は「(春に続き)お祭りができず残念。東京で感染が増えつつある状況などを考えると、東照宮だけの問題ではないため中止はやむを得ない」と話した。