中国雑技のフットジャグリングを披露する女性団員=4日午後、宇都宮市新里町

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で宇都宮市に足止めを余儀なくされているポップサーカスの団員有志が4日、新たに立ち上げた「ロマンチックサーカス」として自主公演を道の駅うつのみやろまんちっく村で開いた。今年2月のポップサーカス宇都宮公演中止以来、再びショーができる日を信じて練習してきたジャグリングなどの演技を披露し、来場者を魅了した。

 演技する団員15人全てが外国人で、新型コロナウイルスの影響で出国もままならないのが実情。長期にわたって収入も途絶えているため、今回の有料公演を企画した。

 会場の多目的体験ドームは、入場時の検温やマスク着用などの感染防止対策を徹底。時折小雨が降るあいにくの天気で客足は鈍かったが、次々と披露される迫力ある演技に会場から大きな拍手が湧いた。

 妹と家族4人で訪れた鹿沼市茂呂、会社員仲山梨江(なかやまりえ)さん(29)は「子どもたちも興奮気味で、すごく格好良かった」。団員リーダーでスロバキア出身のデニーさん(38)は「長く演技していなかったので、お客さんを前にわくわくしている」と言葉を弾ませた。自主公演は8月末まで毎週土日曜と祝日に開催予定。