SL大樹が運行を再開し、沿線で花畑を整備する地元有志グループも祝福した=4日午前9時40分、日光市倉ケ崎

 新型コロナウイルスの影響で4月11日から運休していた日光市内の東武鬼怒川線を走るSL「大樹(たいじゅ)」が4日、約3カ月ぶりに運行を再開した。

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 当面は販売座席数を総数約200席の6割程度とする。車内には消毒液を備え、乗客にマスク着用を促す。

 この日は梅雨空の下、午前9時33分、下今市駅発の「SL大樹1号」に約100人が乗車。観光スポットなどを案内するSL観光アテンダントの説明に耳を傾けながら車窓から風景を楽しんだ。沿線で手を振る人たちも多く見られ、鬼怒川温泉駅では観光関係者らが笑顔で出迎えた。

 家族と友人4人で乗車した同市、主婦斎藤久美子(さいとうくみこ)さん(39)は「待ちに待った再開。久しぶりの乗車で楽しんでいます」。鬼怒川温泉駅長の広長正義(ひろながまさよし)さん(49)は「『汽笛のきこえる街』が久々ににぎわってうれしい。一層地域を盛り上げていきたい」と話した。