アオサギの巣が増えている愛宕塚古墳の雑木林=6月26日午前、壬生町壬生甲

 壬生町壬生甲の国指定史跡「愛宕塚古墳」敷地内の雑木林にアオサギが集団で営巣し、ふん害や鳴き声による環境の悪化が問題になっている。文化財保護のため、町はロケット花火を飛ばすなどの追い払い策を講じているが、状況は改善できていない。今後、タカを飛ばして営巣させない方法にも取り組む計画だ。

 同古墳に祭られている愛宕神社の参道には灰色の卵の破片が落ち、手水舎(ちょうずや)がふんで汚れている。周辺住民でつくる三好町自治会の元木誠(もときまこと)前会長(66)=同所=は「ギー、ギーという鳴き声が夜中もずっと響いている。近くに食品を扱う事業所もあるので、乾いたふんが舞ったら大変だ。個体数も年々増えている」と心配している。