【宇都宮】提出者本人の意思を確認しないまま保坂栄次(ほさかえいじ)市議(未来)が「陳情書」を「請願書」に書き換えた問題で、市議会は1日、保坂氏の辞職勧告決議案を可決した。一部会派は採決時に退席し議案に対する態度は分かれた。決議後、保坂氏は取材に、辞職しない考えを示した。一方、保坂氏を含む5市議への懲罰動議も可決された。

 問題は大谷スマートインターチェンジ(IC)建設中止を求める陳情書を巡って、本人の持参が必要だったが、保坂氏が、紹介議員が提出できる請願書に書き換え、押印したとされる。

 辞職勧告決議案は自民、公明が「社会正義に反する行為と虚偽の説明の繰り返しは議会への品位を著しく傷付ける」などとして本会議に提出した。

 保坂氏は懲罰動議への一身上の弁明で「本人が陳情書を出し今もスマートICに反対する会の会員であるため意思は(変わらないと)確認されている」「病弱でなかなか連絡が取れない中の書き換え」などと説明した。