堀米地蔵堂を紹介する案内板

 【佐野】足尾鉱毒事件と闘った田中正造(たなかしょうぞう)の足跡を後世に残していこうと、市民団体の「田中正造没後100年記念事業を進める会」がこのほど、市内2カ所のゆかりの地にある案内板を新調した。

 新たな案内板が設けられたのは、正造が青年時代に手習い塾を開いた堀米町の「堀米地蔵堂」と石塚町の妻カツの生家跡。二つの場所には2007年に案内板が設置されたが、「かなり老朽化して見づらい状態だった」(事務局)という。

 同会は正造の没後100年に当たる2013年に記念事業を進めようと11年に発足。映画会や講演会などを開催し、その際集まった浄財を活用し案内板を新調することになった。