持参したマイバッグに購入商品を入れる親子=1日午後、宇都宮市鶴田町

 プラスチックごみの削減を目的としたプラスチック製レジ袋の有料化が1日、栃木県内でもスタートした。レジ袋の無料配布をやめた宇都宮市内のスーパーでは、マイバッグを持参する客が目立った。一方で、新型コロナウイルスの感染への懸念から、あえてレジ袋を購入する人もいた。

 1日午後、同市鶴田町のスーパー「フードオアシスオータニ一の沢店」。多くの買い物客は赤や青、黒など色とりどりのマイバッグに、購入後の品物を詰め込んだ。同市西2丁目、主婦渡辺(わたなべ)トキさん(80)は「環境のことを考えると有料化はいい取り組み」と歓迎する。

 政府は全国の小売店に対してレジ袋の無料配布を禁じ、有料化を義務付けた。これを受けて同店も1日からレジ袋を2~5円で提供を始めた。

 同店によると、昨日まではマイバッグを持参する客は全体の3~4割だったが、有料化初日の1日は8~9割に増えたという。鈴木秀行(すずきひでゆき)店長(46)は「思っていた以上に有料化が認知されていた」と驚いた様子。客からの問い合わせなどに備えていたが、トラブルはなかったという。

 客の中には有料化を知りつつ、レジ袋を購入する人もいた。同市鶴田町、田口寿男(たぐちとしお)さん(64)は「ごみ袋にちょうどいい」と話した。

 マイバッグを使い回すことによるウイルス付着を懸念する声も。同市中央1丁目、主婦(43)は「コロナが怖いので、しばらくはレジ袋を買うつもり」と明かした。