「闇バイト」のなり手を募るツイッターの投稿画面。複数の投稿者がさまざまな勧誘を行っていた(本文と写真は関係ありません)

 会員制交流サイト(SNS)などで犯罪の協力者を募る「闇バイト」で集まった男らが、栃木県内で強盗や特殊詐欺などの事件に手を染めるケースが相次いでいる。宇都宮市内で2月に発生した強盗事件では、逮捕された男らが県警の調べに対し、「大金がほしくてツイッターで闇バイトを探した」などと供述しているという。「闇バイト」は参加しやすい一方、犯罪行為から抜け出しにくい危険性がある。専門家は安易に加担しないよう警鐘を鳴らしている。

 宇都宮市の会社役員宅兼事務所に侵入し、現金などを強奪した事件。実行役となった県内外の男や少年の計6人が、強盗容疑で逮捕された。

 捜査関係者によると、逮捕された複数人がSNSで「高収入」「闇バイト」などのキーワードを検索して、犯罪グループに接触。指示役から約40~100万円の報酬を約束され、面識のない実行役らと共謀したとみられる。SNSでの接触後は、通信履歴が自動消去されるアプリでやりとりしていた形跡がある。犯行後、報酬は支払われなかったという。