大久保寿夫候補(71)無現=右と浅野正富候補(63)無新(右から届け出順)

 任期満了に伴う小山市長選は28日告示され、6選を目指す無所属現職の大久保寿夫(おおくぼとしお)氏(71)=自民、公明推薦=と、弁護士で無所属新人の浅野正富(あさのまさとみ)氏(63)の2人が立候補を届け出た。選挙戦の最大の争点は多選の是非。大久保氏は「長さは問題でない。何をやるのかを見てほしい」と訴え、浅野氏は「市民の声が市政に届いていない」と多選の弊害を主張し、一騎打ちの選挙戦に突入した。

 大久保氏は午前9時、同市小袋のJAおやま西部集荷所で出陣式。来賓には自民党の佐藤勉(さとうつとむ)衆院議員をはじめ、地元選出の衆参国会議員、県議、市議や近隣の市町長らが顔をそろえた。大久保氏は、過去20年の実績を挙げながら「多選という言葉に惑わされないでほしい」と支持者を前に訴えた。

 浅野氏は新型コロナウイルスの感染防止を図るためにと、出陣式を3カ所に分散して実施した。第一声となったのは午前10時、自宅に近い洋品店の駐車場。支持者が見守る中、浅野氏は「現職の5期20年に終止符を打ち、市民が主人公の市政に戻すために立ち上がった」と訴えた。

 投開票は7月5日。投票は市内52カ所で行われ、同日午後8時から県南体育館で即日開票される。