2社が連携して企画した御朱印と挟み紙の見本

 二宮尊徳(にのみやそんとく)を祭る栃木県真岡市物井の桜町二宮神社と同県日光市今市の報徳二宮神社は7月1日、2社が連携して企画した御朱印の提供を始める。社会全体が新型コロナウイルスの影響を大きく受ける中、2社を巡拝しながら尊徳の教えを学び今の生活に生かしてもらうことなどを目的に企画した。

 御朱印は、尊徳が「至誠」の教えで農村再興に尽力した地域にある桜町二宮神社では「至誠之地」と書かれた判が押されるのが特徴。尊徳が最期を迎えた地にある報徳二宮神社では「終焉(しゅうえん)之地」としるされる。2社の御朱印を並べると、まきを背負いながら本を読む尊徳の絵柄が対面する形となり連携御朱印が完成する。

 桜町二宮神社には神職が不在のため、御朱印は同神社の参拝を条件に真岡市東郷の大前神社で受け取る。1社で両方の御朱印を受け取ることはできない。2社とも書き置きで、1枚500円。御朱印とともに、尊徳の残した言葉が記載された挟み紙も授与される。

 報徳二宮神社の武内聡史(たけうちさとし)禰宜(ねぎ)(36)は「尊徳翁の教えは新型コロナで厳しい状況にある今にも通じる。御朱印をきっかけに教えを知っていただきたい」と話した。

 (問)同神社0288・21・0138、大前神社0285・82・2509。