任期満了に伴う小山市長選は28日、告示される。いずれも無所属で6選を目指す現職の大久保寿夫(おおくぼとしお)氏(71)=自民、公明推薦=と、弁護士で新人の浅野正富(あさのまさとみ)氏(63)の2人が立候補を表明している。投開票は7月5日。

 大久保氏は人口増や行財政の健全化など5期20年の実績を強調。公約では引き続き人口増に取り組み「人と企業を呼び込み、選ばれるまちづくり」などを掲げ6選を見据える。市内の未利用地開発や渡良瀬遊水地の観光地化を進め「人口50万人の県南中核都市」や「環境先進都市」の実現を目指すほか「稼ぐ市役所作り」にも力を入れる。

 浅野氏は「市民の声が市政に届いていない」と多選の弊害を問う。市の貯金にあたる財政調整基金が県内最下位レベルであることを指摘し、速やかな財政再建を訴える。情報公開や市民との徹底した対話重視を基本姿勢として「市民が求める政策の実現」や「田園環境都市・小山のまちづくり」など四つの公約を掲げて初陣に臨む。