混雑を避けるため例年より早く設置された茅の輪=25日午後2時5分、宇都宮市馬場通り1丁目

 夏を前に、心身を清め半年間の災いを払う恒例の神事「茅(ち)の輪くぐり」が25日、宇都宮市馬場通り1丁目の二荒山神社で始まった。30日まで。

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 茅の輪くぐりは、疫病の流行などから身を守るために行われてきた「夏越の祓(はらい)」の一環。例年、6月30日に行われ大勢の参拝者で混雑するため、今年は新型コロナウイルスの感染防止策として、茅の輪の設置期間を拡大した。

 この日は朝から、神職らが市内で刈り取ったカヤを巻き上げ、直径約2メートルの茅の輪を制作。お昼頃、境内に設置されると、参拝者が8の字を描いて輪をくぐっていた。同神社権禰宜(ごんねぎ)の金子宗人(かねこむねひと)さん(45)は「新型コロナウイルスが終息しない中、無病息災を祈りながら輪をくぐり、夏を元気に過ごしてほしい」と話していた。