市貝町役場の30代女性職員が3月、同僚だった20代女性に「くず野郎 死ね」との不適切な内容の文書を匿名で郵送していたことが24日、関係者への取材で分かった。20代女性は、それ以前の女性職員の言動をパワハラと受け止め、昨年12月に退職していたという。町は下野新聞社の取材に「2人の間に組織として対応すべきトラブルがあったかどうかは分からない」としている。

 関係者によると、女性職員は昨年10月ごろ、当時、同じ職場だった嘱託職員の20代女性を役場内の個室に呼び、約1時間にわたり仕事上のことについて注意したという。元嘱託職員は上司に相談したが、具体的な対応はなかったとされる。

 その後、今年3月、元嘱託職員宅に「くず野郎 死ね」と筆書きされた紙が入った匿名の封書が郵送され、元嘱託職員側が警察に相談した。5月には突然、女性職員が元嘱託職員宅を訪れ、「脅迫状を送付いたしまして、大変ご迷惑をおかけしましたことを深くおわび申し上げます」といった反省文を書き、その場で渡したという。

 町によると、女性職員の一連の言動について調査などは行っていないという。2人の職場の町課長は下野新聞社の取材に「人間関係のトラブルで辞めたとの認識はない。退職後のことは分からない」としている。