PCR検査用の仮設診療所で活用されるコンテナホテル

PCR検査用の仮設診療所で活用されるコンテナホテル

PCR検査用の仮設診療所で活用されるコンテナホテル PCR検査用の仮設診療所で活用されるコンテナホテル

 【足利】新型コロナウイルスPCR検査用施設として活用するため、福富町のコンテナホテル「Hotel R9 The Yard 足利福富」から23日、2室のコンテナが千代田区・九段下仮設診療所へ向けて“出動”した。

 同ホテルは、コンテナを活用した建築やホテル事業を展開するデベロップ(千葉県市川市、岡村健史(おかむらたけし)社長)が運営。コンテナ1台がベッドや机、空調、ユニットバスなどを備えた1室(定員2人)になっている。

 同社は、当初から災害時に移設して被災者を受け入れる「レスキューホテル」の役割を想定。今年4月には長崎市に停泊したクルーズ船乗員の集団感染に対応するため、系列ホテルと合わせて50室が初出動した。

 都内の別の検査センターに続き、今回が3例目となる。九段下仮設診療所では来年3月まで診療室、医療従事者控室として使われる予定。コンテナはベッド、机などを取り外し、台車に載せたたまま人の手でゆっくり移動させ、トレーラー車に連結されて出発した。

 同社は本県内にも系列ホテルを複数展開しており、広報担当者は「有事の際は立地自治体や周辺自治体とも連携したい」と話した。