県内の百貨店でお中元商戦が本格化している。宇都宮市宮園町の東武宇都宮百貨店では23日、贈答品を買い求める客が熱心に品定めしていた。
同百貨店は19日、5階に「お中元大ギフトセンター」を開設した。フルーツや酒、ハムなど約900商品を展開し、売り上げは2億5千万円を目指す。
今年は来店者のピークを分散し「3密」を避けるため、会期を1週間早めて23日までの5日間は配送の注文のみを受け付けた。会場内の試飲と試食を中止するなど新型コロナウイルスの感染防止対策も講じた。
宇都宮市、主婦(60)は「娘の旦那のご両親に地元のアイスクリームとチーズケーキのセットを贈った」と話した。
センター開設は7月20日まで。客足のピークは同2~7日ごろになる見込み。
同市今泉町の福田屋百貨店宇都宮店は、今月11日にギフトセンターを設置した。県内外の食材など1400商品を扱う。