コールラビの収穫作業を見学する沼田社長(左)

収穫されたコールラビを眺める沼田社長(右)と平石さん

コールラビの収穫作業を見学する沼田社長(左) 収穫されたコールラビを眺める沼田社長(右)と平石さん

 栃木県那珂川町健武のまちづくり会社「創生なかがわ」(沼田一也(ぬまたかずや)社長)は、馬頭高が栽培する西洋野菜「コールラビ」を地元の特産品として広める活動に乗り出した。町内の子ども食堂への提供を橋渡ししたほか、地元飲食店での活用や農家での栽培を呼び掛ける。将来的には自社での栽培も考えており、沼田社長(60)は「新たな野菜で町の振興につなげたい」と話している。

 コールラビはキャベツの一種で、形や風味はカブに似ている。フランス料理やイタリア料理で使われ、今後国内での消費増が見込まれている。同校は、普通科の選択授業「農業と環境」の中で昨年から栽培している。

 同校の取り組みを知った沼田社長は、コールラビを使った料理を試食。「どんな料理にも合い、食感が良く甘くておいしい」と手応えを感じ、子ども食堂を運営する知人に食材提供を持ち掛けた。

 5日には同校の農場に足を運び、収穫作業を見学した。自らもシュンギクを栽培する沼田社長は「(コールラビは)手間がかからず栽培できる」と感じたという。今後は知り合いの農家に紹介し、洋食店での活用などを呼び掛けていく。

 同校でコールラビの栽培を始めた非常勤講師平石厚夫(ひらいしあつお)さん(63)は「地域で栽培してくれる人が現れ、町の特産品に育ってくれたらうれしい」と期待を寄せた。