無観客で行われた栃木GB-埼玉戦。栃木GBの監督・コーチ陣はマスクを着用してベンチに入った=21日午後2時5分、県営球場

 野球独立リーグ・ルートインBCリーグで昨季王者の栃木ゴールデンブレーブス(GB)は21日、県営球場で埼玉と今季開幕戦を行い、0-1で敗れた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため試合は無観客で行われ、閑散とした球場に球音と選手たちの声が響き渡った。

 試合は序盤から白熱した投手戦となり、七回まで0-0。栃木GBは好機に一本が出ず、八回に3番手で登板したダニエルが2死後にソロ本塁打を浴びた。選手兼投手コーチとして入団した小山市出身で前オリックスの成瀬善久(なるせよしひさ)は出場しなかった。

 BCリーグが公表した感染拡大防止のガイドラインに沿って、この日は球場を訪れた報道陣や関係者に体温測定や体調チェックシートへの記入を要請。両チームの首脳陣にはマスク着用が義務付けられ、試合に出ていない控え選手はベンチ横のカメラマン席から試合を見守った。栃木GBの寺内崇幸(てらうちたかゆき)監督は、2カ月遅れの開幕戦に「野球ができるありがたさを改めて感じた」と話していた。