多言語で書かれたホットラインを案内するチラシ=18日午前、宇都宮市本町

 栃木県国際交流協会(宇都宮市本町)が新型コロナウイルス感染や予防などについて、県内在住の外国人向けに3月開設した多言語で対応する電話相談ホットラインが注目されている。

 ホットラインは発熱など感染の疑いがある場合、24時間いつでも電話相談できる。同協会によると開設から新型コロナウイルス関連の相談が約250件あった。症状などに応じて県内の広域健康福祉センターや保健所に紹介する。

 同協会ではホットラインを案内するチラシも製作し、「新型コロナウイルスの感染が心配なときは、電話してください。」と中国やベトナム、ポルトガル語など全19言語で記載している。また生活相談などについては同協会の「とちぎ外国人相談サポートセンター」相談員が11言語で対応。休業による収入減や母国への帰国、在留資格更新などに関する不安や相談も多く寄せられているという。

 18日も事務所では朝から相談員が感染予防などの電話対応に当たっていた。星野哲(ほしのさとる)事務局次長は「外国人にとって医療機関の受診は会話などでハードルが高く勇気のいること。知人などを通してでもいいので、気軽に利用してほしい」と話している。