寄贈された本を読む児童

 【宇都宮】科学技術の振興を図る公益財団法人「東京応化科学技術振興財団」(川崎市、藤嶋昭(ふじしまあきら)理事長)はこのほど、市に児童図書計4176冊(約770万円相当)を寄贈した。新設されるゆいの杜(もり)小学校を含む市内の全94小中学校と全94放課後児童クラブ、市中央、東、上河内、河内図書館に順次贈られるという。

 同財団が2014年から取り組む「科学教育の普及・啓発事業」の一環で、子どもに多くの本との出合いを提供し、将来を担う理科好きな人材を育成するための活動。関東の小中学校を中心に、福島県や熊本県の災害被災地などへ寄贈している。

 豊郷中央小には20冊が贈られ、11日から図書室の新書コーナーに陳列。児童は早速、「ビジュアル大百科 元素と周期表」(化学同人)、「グレートネイチャー 生きものの不思議大図鑑」(河出書房新社)といった化学や生物に関する本を楽しんでいた。

 6年阿久津快斗(あくつかいと)君(12)は「理科も読書も好きで、読みたい本がたくさんあってうれしい」と話した。