「たいがーマスク」と名乗る匿名者から寄贈されたマスク。菅原さんが門に紙袋が掛けられているのを発見した

 NPO法人「おおたわらよいちっこがくどう」が運営する栃木県大田原市小滝の市野沢児童クラブの市野沢学童保育館に、匿名の寄贈者から、子ども用マスク200枚が届けられていたことが18日、分かった。

 同日午前10時半に出勤した指導員菅原悠子(すがわらゆうこ)さん(36)が、「寄付 少しですけど使ってください」と書かれた紙袋が門に掛けられているのを発見。中に不織布マスク4箱(1箱50枚入り)が入っていた。同封のメモには「子供たちみんなでつかって下さい たいがーマスク」と書かれていた。

 菅原さんは「初めは何だろうと思った。子ども用マスクはなかなか売っていないので、ちょうど欲しかった」と感激。さらに「くれた人の名前が書いてあると思ってメモを見たら『たいがーマスク』だった。こんなこと本当にあるんだな、とびっくりした」という。

 同クラブは児童約60人が利用。菅原さんは「学校の活動で汚れたり、なくしたりして、困ったときに使うマスクにしたい。大切に使いたい」と喜んでいる。

 また市は同日、市野沢小と羽田小に子ども用マスクが入った紙袋が昇降口付近に置かれていた、と発表した。それぞれ9箱と4箱で、いずれも「たいがーマスク」と記載された同様なメモが添えられていた。市は「児童の感染症対策に有効に活用したい」としている。